剣菱屋伊佐さんの日記

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- 2017/7/10 21:24
- 零式艦上戦闘機
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- ｾﾞﾛ戦(零式艦上戦闘機)が米国で復元され､日本に再び里帰り｡
  全国各地で行われた展示途中で神戸空港に飛来した｡
  
  ●1943年名古屋三菱重工社製造｡
  ●ﾊﾟﾌﾟｱﾆｭｰｷﾞﾆｱ/ﾆｭｰﾌﾞﾘﾃﾝ島で敵機襲来で大破｡
  ●1970年代に米国調査団が回収し､ｶﾘﾌｫﾙﾆｱ州航空博物館で保存｡
  ●1980～1990年代に復元､1999年ﾃｽﾄ飛行成功｡
  
  世界に現存する飛行可能なｾﾞﾛ戦は､世界にたった4機｡
  
  大東亞聖戦初期は無敵を誇るｾﾞﾛ戦だった｡
  敵機の機関銃射程に入らない操縦技術も世界一だった｡
  
  ﾐｯﾄﾞｳｪｰ海戦で連合艦隊の壊滅的敗北で､貴重な熟練操縦士と294機の戦闘機､赤城/加賀/蒼龍/飛龍の主力空母を失う｡
  
  元々最速最軽量を追及して造られたｾﾞﾛ戦は防弾装甲が無く､ｾﾞﾛ戦の研究を重ねた米国に撃墜される様に成る｡
  更に圧倒的物量差で日本軍は十死零生の特攻作戦しか出来なく成る｡
  
  戦後72年｡
  3枚のﾌﾟﾛﾍﾟﾗに丸みを帯びた主翼｡
  色鮮やかな日の丸｡
  機首を上に向ける格納翼輪式の機体｡
  
  機能美の集大成だ｡
  
  ｾﾞﾛ戦が神戸の空を舞った｡
  ｾﾞﾛ戦が神戸港を旋回した｡
  
  現在機体は神戸空港内格納庫に保管されている｡
  次は東北方面に飛び立つと云う｡
  
  御先祖様が祀られてる靖国神社の遊就館に展示されてるｾﾞﾛ戦しか見た事が無かった｡
  
  ｾﾞﾛ戦｡
  本当に美しい戦闘機と実感した｡