剣菱屋伊佐さんとモバ友になろう!
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- 2017/3/28 13:04
- 兵庫探訪「田園風景編」その①
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- 久々に日曜日に休めた。
まともに休め無い日が続いた。
心が亡くなるから【忙しい】と云う。
心が潰れる前に、喧騒から逃げる様にハンドルを握る。
そうリフレッシュ
東灘区から新神戸トンネル→阪神高速北神戸線→山陽自動車道三木.小野ICに進路を取る。
緑に包まれた兵庫県小野市は昔から続く野鍛冶(ノカジ)の街。
播州小野金物の伝統は、今も受け継がれて居る
兵庫屈指の金物の街の「ひまわりの丘公園」内に在る「刃とぎ館」が最初の目的地だ。
シルバー人材センターが運営してるが、研師(トギシ)は現役時代は刃物の達人と呼ばれたレジェンド級の爺さん達
仕事で使う鑿(ノミ)を見てもらった。
剣菱「現場で釘をどついてもて、刃が飛んでもたんですけど行けますかね」
達人「……ちょっと時間くれるかな…そやな……40分くらいかな。」
ゲッ
早っ
ナンボすんねんやろ
剣菱「あのぉ~…おいくらぐらいですかね」
達人「…ちょっと待っといてぇ~。」
事務所で達人同士でプチ会議を経て…
達人「お待たせ~…\300でえぇかな?」
ブーッ
メッサ安いやん
マジか
達人「でもな兄ちゃん。アカン所を削って刃たて直すから、釘で飛んだ分は短ぁ成るでぇ。えぇかな?」
剣菱「おっ…御願いしますm(__)m」
「刃とぎ館」は第1/第3日曜日に営業中。
平日は調べて行く事をお薦めする。
何より、商売っ気が全く無い達人の、繊細な職人芸が凄かった。
40分ずっとガン見
グラインダーで「焼き」が入らない様に形を整え、徐々に目の細かいグラインダーに移動して粗で仕上げる。
バフ掛けしてから、見た事も無い如何にも高そうな砥石で丁寧に研いでもらった。
沢山の包丁/鋏/鎌が持ち込まれ、待ち時間は整備された公園を散策する人が多い。
達人の技はいつまでも錆びない
燻し銀の爺さんの技は凄まじい
たかが鑿1本。
それでも道具が金を産む。
自分でも研ぐが、角度や伐れ味はやはりプロには勝てないと痛感した。
9年使った相棒も、今日は達人にリフレッシュしてもらったよ
- 久々に日曜日に休めた。