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- 2012/2/5 1:09
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- アイツの実家へ行ってきた。こちらはオッサン3人。あちらは老夫婦お二人。
恐らく、全て話すつもりでご準備頂いていたのだろう。こちらから問うまでもなく、親父さんが第一声。
「カクセイザイやってん」
我々は耳を疑う。が、変な納得感が漂った。
なぜ?
「自害するか?」という判断ボックスをアイツが持っていると思っていなかった我々にとってはその言葉によってロジックがつながったのだ。
その後は、互いの思い出話。うまく伝えた感は無かったが、親御さんの話はしっかり聞けた。
なぜ、クスリに手を出した?
環境、疲労、誘惑、自暴自棄。親父さんの話を聞くと、全てに合致する。
オレの生活環境では、TVの中だけに存在するモノ。
アイツの生活環境には身近に存在した。
オレは仕事も家庭も大成功では無いにせよ、順風の部類。忙しくて疲れた、のレベル。
アイツは様々な挫折を経験し、人生に疲労感を感じていた気配。
オレの周りにそんなモノの話をする奴は一人もいない。
アイツは、居住地がそもそもTVで取り上げられるほど乱れた地域。
オレは明るい将来があるわけではないが、つつましく人並みの人生はかなりの確率で歩める。
アイツは将来という単語を語ることすらプライドが許さなかったのだろう。それぐらい明白にどーにでもなれ、な状況。
それでも、クスリさえなければ、そんな判断ボックスは持たないはず。
アイツならば、土下座しようが、身体を売ろうが、人にはいいにくい仕事だろうが、生きる方法のみを考えて実行できるはず。
だからこそ、そんな地域を居住地として選択したし、周囲がクスリの話をするような仕事でもやってきた。
納得。
みんな、友人は大切にしましょう。
自分のプライドを捨てて相談できる友人をつくりましょう。
相手が自分に対して持っているだろう信頼を裏切ることが出来る友人をつくりましょう。
- アイツの実家へ行ってきた。こちらはオッサン3人。あちらは老夫婦お二人。