スターダストさんとモバ友になろう!
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- 2011/3/19 13:36
- STARDRIVER輝きのタクトより
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- 「欲しいものがあるなら、ためらうな
・・・・・・少女は、そう言った」
「イカ大王の居場所がわかったけれどそこは一年中、激しい嵐による危険なオオシケの海だったから」
「さすがのイカ刺しサムも、その船出をためらった・・・・・・けれどためらうサムを、少女は叱った」
「イカ刺しサムは、少女を海辺の小屋に残し、ひとり危険な海へと漕ぎ出した」
「─戦いが始まる」
「危険な暗い夜の海で、サムは銛を手に戦いを挑む」
「そして言葉では到底語りきれない激しい戦いの末、ついにイカ大王を仕留めて、その青い血を手に入れた」
「ビンに詰めたイカ大王の血は青く煌々と輝き、よるの海を照らしだす」
「その青い血を携えて、サムは王様に謁見する。王様、約束の青い血です、これがそうです・・・・・・」
「王様はビンを受け取ると、いきなり、その青い血を飲みほした」
「ゴクッ、ゴクッ、ゴクッ・・・・・・」
「その青い血は、不老不死の魔法をかけられた王様が、永遠の人生を終わらす事のできる唯一の薬だった」
「ありがとう、サム。これで、今宵眠りにつけば、私はもう二度と目覚めない」
「この礼に、おまえにこの国の王位を譲ろう」
「人生という冒険はつづく」
- 「欲しいものがあるなら、ためらうな