ウォルさんの日記

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- 2011/11/1 23:23
- Richard Cantillon②
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- オークション会場のように、市場もコレと同じように機能します。
  
  違いは、オークションでは売り手は１人しかいませんが、自由市場では無数の売り手がいる点です。
  
  では、なぜ通貨政策によるインフレ(通貨膨張=マネーの垂れ流し)は「悪」なのか？
  
  それはインフレが貧乏人/労働者と中間層が持つ所有/財産から、政治的なコネクションを持つ人間へと「富の再配分」をしているからです。
  
  通貨膨張政策による通貨の増加は、同じ時間にみな平等に「行き渡らない」し、その「利点」があるからこそ、権力者は意図的な通貨政策によりインフレを起こすのです。
  
  インフレが終了した時点で、大多数の国民の財産は「略奪」されているのです。
  
  いい加減、日本人も通貨政策の原理くらいは理解しましょう。
  
  なぜ通貨創造権が、主権の中心なのかを理解しましょう。
  
  インフレ政策=通貨膨張政策(通貨発行や信用創造や低金利政策)とは、政府の仕事を請け負う者や、大銀行や大銀行の系列などの、「政治的繋がり」を持つ者たちへ、それ以外の人間(つまり大多数の貧乏人)が、直接お金を支払っていることと同じなのです。
  
  棚ぼた式に、新しく刷られたお金や信用を「先に」手に入れた者が、圧倒的に得になるのです。
  
  そして「先に手に入れる」のは、いつの時代も、私やあなたのような貧乏人では無いのです。
  
  この当たり前の「真実」と「原理」すら知らずに、経済、特に通貨政策に言及することは、あなた方の自由なので出来ますが、「必ず」騙されます。
  
  そもそもが、同時インフレなら、物価(価格)が変わろうが、生活水準は「変わらない」のです。
  
  時間差インフレだから、「意味」があるのです。
  
  その「意味」とは、馬鹿つまり貧乏人から、富をさらに「略奪」することです。
  
  ですから、あなた方は、馬鹿で哀れなのです。
  
  いつまでも「お上」を「良い神様」と崇めている、馬鹿で哀れな盲目の奴隷なのです。