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- 2011/7/21 23:59
- 北の国から 2011 続・小樽後編
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- 前回のあらすじ
小樽の寿司を堪能した後に、まさかのご飯のおもてなし。『痩せの大食い』の能力全開で奮闘するカラス。
この後待ち受けるまさかの一皿とは…?
…と言う訳で、何とか完食。
(;´∀`)
うしお亭さんでもう一品、丼物を食べなくて良かった
すると山下さん、『飯食ったらデザートがなきゃな?ちょっと待ってろ』…と三度キッチンへ
出てきたのは半分にカットされたメロン
やはりザラザラしたヤツだ
種の部分をくり貫いた真ん中にグラニュー糖を入れ、豪快にブランデーを流し入れる
『この食い方は初めてか?旨いぞ。』
…と、山下さん。
無論、返事は一つだ。
『…頂きますッ』
すっかり体育会系のノリでメロンを平らげる。
酔いも回り、正直これはキツかった
完食した所で『面白い物を見せてやろう』…と言われ、見せて頂いたのは硝子細工の彫り込まれた特大のシャンパンソーサー
山下さんの彫った『作品』である
その他にも大きな硝子板に虎や鯉が彫り込まれた物を見せて頂いた。
時々頼まれて展覧会等にも出品するそうだ。
『バーテンダーは芸術家でなくちゃダメだ。人を楽しませられないだろ?』
これが山下さんの持論なのだそうだ。
言葉が深い
そして『お前のイニシャルを書いてみろ』…と、厚めのグラスを出して頂いた。
記念に彫って頂けるのでは…?(人´∀`)
…と思ったら、『お前が彫るんだ』と、ルーターという機械を渡された。
マジですか
でもまぁ、チャレンジ開始。
チュイ~~~ン ガリガリ
山『ダメだダメだ。それじゃ撫でてるだけだ。』
カ『ハイ』
チュイ~~~ン ガリガリガリガリ
カ『あの…?』
山『何だ?』
カ『これ以上強く押し付けて割れないもんなんですか?』
山『ん? 割れたらそん時わかるだろ』
カ『…ハイ』
そして初作品が完成
『良い記念になっただろ?』と笑う山下さん。
何十年とカウンターに立ち続けられる人ってどんな人だろう?…と、BAR 山崎では得られなかった答えの一つを教えてくれたのが、このドンファンでした。
豪快にして洗練。
この人に会えて良かった
世界に一つのお土産を頂き、ここが運河かと『思われる』所で一枚写真を撮り、フラフラと駅へ…
楽しかった旅もアッという間
最終日はまた…、別の…お話
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