†鳴海孝之†さんとモバ友になろう!
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- 2011/3/13 0:45
- 大地震に遭遇
その①
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- 2011年 3月11日 午後14時45分おそらく人生で一生忘れる事のないであろう体験をしました
その体験を書き留めておこうと思います
3月10日 1800 函館港を出港 同日 2131 尻屋崎を通過し津軽海峡をぬける。 当直終了後 御飯と風呂をすませ休暇が近いため部屋の掃除を始めるも かたずけるものが多すぎて 諦めて就寝
3月11日 0730より見張り当直に入る 天気は快晴 1000 大船渡通過 1100 気仙沼を通過 1130 見張り当直終了
1200 船内点検終了後 昼食をとる 昼食中に船長に風警報が出ていた事を伝える 船長は宮城県金華山通過後 沖よりのコースから陸よりのコースに変更を指示
昼御飯後部屋に帰り昨日諦めた掃除の続きを開始
1400頃飽きて疲れたので船橋に上がり 次直の人とタバコを吸いながら談笑
1445 船の位置 北緯38-3.6 東経 141-26.2
宮城県名取市沖23マイルの地点
船橋にて小さな振動を感知最初はエンジントラブルと思うも徐々に震動が大きくなった為地震であると気付く
海上にいると地震が発生しても少々の地震なら大抵揺れに気づかないものなのですがこの時は明らかに違っていました
最初はカタカタいってたのが直ぐにガタガタいいだしとりあえず僕は怖くなり手すりに掴まりました
海面を見てみると強烈なスコールが降った時の様に水面がバシャバシャし船首を見るとハンドレールが歪んで見えます直ぐに船長初め全員船橋に集合しまたした
揺れは2分くらいは続いた様に思います 本当に沈むかと思いました
厳戒体制で当直を継続していると無線で海上保安部より海上大津浪警報発令が発令されました津浪警報なら聞いた事はありましたが大津浪警報を聞いたのは初めてでした
直ぐに船長が進路の変更を指示及び本社等関係者各位に連絡
数名は食堂のテレビにて情報の確認 僕は船橋にて見張りの継続をしました
- 2011年 3月11日 午後14時45分おそらく人生で一生忘れる事のないであろう体験をしました