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- 2014/7/6 11:59
アイスショー観賞(その2)
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『リンク:アイスショー観賞(その1)/まる』
女子は今回出演者が少な目でしたが、それでも驚きはありました。
鈴木明子さんはテレビで競技を見るだけだと、技術的に少し物足りない印象があったのですが、生で見ると全然違いました
非常に完成度が高くて、足は目立って高くは上がらないけど美しい角度で決めてきます。
ひとつひとつの動作をゆったりたっぷり「見せて」くれるので、上品で優雅な印象を受けます。
多分バレリーナと一緒に踊っても遜色はないくらい、滑りも踊りも磨きこんでいると感じました。
安藤美姫さんも、プロになって雰囲気がいい意味で変わったと思います。
現役時代は技術先行に見えたのですが、今回ラストに披露した静止しての肩から指先だけを使った演技には魅せられました。
現役あるいは引退直後の選手は、普段は得点で残酷に差をつけられてしまうのですが、得点から解放されて自由に演技すると、より魅力的に自分や音楽を表現した人がより輝いて見えました
プロはなおさらです。
ステファン・ランビエルさんやジョニー・ウィアーさんは、氷面を体操のフロアのように自在に使いこなして、膝や背中まで氷面につけての演技を披露して、完全に自分の世界を作り出していました。
現役以上の技を繰り出す訳ではありませんが、高い技術や柔軟性を活かして、現役以上に「魅せてくれる」演技でした
フィリップ・キャンデロロさんは「三銃士」のプログラムで一躍有名になった人ですが、今回は42歳にして魅力たっぷりなダルタニャンを見せてくれました(体形的にはポルトスになってましたが)
もうトリプルアクセルは跳ばないけど、トリプルは豪快に跳び、跳びすぎて転び(笑)、観客席にまで入り込んでの演技。圧巻でした。
私は歌も習っているので、今回の歌姫、サラ・オレインさんの歌にも魅了されました。
ラストは「Let it go」を全員で演技。
2人ずつ同じ技を披露するシーンでは、羽生選手お得意の「片膝を立てて、反対の踵を氷面につけるポーズ」は織田信成さんが見事に相方を勤めていました
私もスケートが好きで、ひとつひとつの動作がどれほど難しいか知っているだけに、フィギュアを観に行く度に踊りとしての完成度がどんどん高くなっていくことに素直に感心して会場を後にしました。