田中・三郎さんとモバ友になろう!
日記・サークル・友達・楽しみいっぱい!
-
- 2007/3/3 18:42
- 新世紀ヅラァンゲリオン
-
- コメント(0)
- 閲覧(22)
-
-
- 髪の薄い少年の前に超ハイテクノロジーのカツラがあった。
『これが、汎用髪型装着用具人毛製品ヅラァンゲリオンよ』
少年は戸惑う
『父さん!これを僕に被れっていうの?』
怒りをあらわにする。
『そうだ』
『無理だよ!恥ずかしいよ!こんなのつけて街なんかあるけないよ』
なかば泣きそうな声を上げる。
『被るなら、さっさと被れ!そうでないのならさっさとハゲろ!』
冷たくあしらう
『そんなのないよ』
その時、強風が吹き少年の髪を数本さらっていった
『抜けちゃ駄目だ×4
ハァ、ハゲちゃ駄目だ』
『着けます、僕が着けます』
少し焦るように言った
『ヅラァンゲリオン装着』
誰かが言った
タ-タッタタ-タッタタ-タタタタ♪♪
『あー!』
頭が濡れた感触がする
『大丈夫、それはLCLよ、それが頭に浸透してヅラァとシンクロするの、皮膚呼吸も促してくれるわ、だから蒸れる心配もないの』
長い説明だ
少年が歩きだす
『ワァー!』
悲鳴にも似た歓声が出る
『増えたな…』
『ああ…』
父と隣の初老の男が言った
・
・
・
少年と一人の女性が高台にて街を眺める
『ここが君が闊歩した街よ』
女性が言う
『綺麗だ』
少年は感動していた。
【次回】
タ-タタ-タタン♪
『少年はヅラァが原因でイジメに遭う、苦しみとヅラァへの猜疑心からついに少年は抜けだしてしまう。次回《髪、抜けだした後》この次も、リアップ、リアップ~♪』
- 髪の薄い少年の前に超ハイテクノロジーのカツラがあった。