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    • 2019/2/16 23:28
    • 夏目友人帳個人的ENDssきゅーっ!
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    • お久しぶりでございます。久方ぶりに書きます。

      「退治屋…」ノートに書かれた文字を見て呟く。つまり祓い屋の事な訳だけれど、夏目の頭には俳優業を営むかたわら、妖相手に式や呪符を使って退治をする無駄にキラキラとした、それでも時には頼りになる知り合いが思い浮かんでいた。名取周一。その職業柄故になかなか簡単に会うことは出来ないけれど夏目が困っていたら必ず力になってくれる人だ。

      (けど…名取さんは…)
      名取は妖を式として使役していても根本は人生を掻き乱した妖という存在を快く思っていないのだろうと思う。
      夏目が危ないことに首を突っ込みがちなのを普段から心配もしていた。見えなくなったのならその方が良いと言って協力してくれるかどうか分からないところがあった。

      (それでも俺には分からない呪法とか色々知ってるし…)何より夏目には祓い屋の知り合いが少ない。祓い屋よりも妖との知り合いの方が多いくらいだ。もう一人知っている祓い屋と言えば的場一門のところだけれど、会いに行ったら行ったでこの家に返してもらえるかどうかが怪しくなってくるところだ。

      「ありがとう。俺も心当たりのある人を探してみるよ。」そういうとふよふよ浮いた状態だったシャープペンはノートの横に置かれた。これで話は終わりということだろうか。

      見送ったとしても部屋から出ていったのかすら分からないけれど見送ろうと立ち上がろうとした時、ふと頭の上に手のひらを置くような感触があった。

      まるで幼い子どもを撫でるような優しい感触に泣きそうになった。

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