ジョンさんとモバ友になろう!
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- 2014/12/7 14:08
- 隣り合わせのタンスとトマト part.1
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- 設定的なモノ
マスター:40代後半のオッサン。一応主人公。
アニー:長女。ザ・清楚。アンジェリカ:三女。やんちゃタイプの鑑。
三人とも、エクスペンダブルズ的な仕事をしています。
題名「隣り合わせのタンスとトマト」
夕時、書斎で砂糖とミルクたっぷりのコーヒー(アニーからは血糖値が上がるからと禁止されている)を飲みリラックスしながら銃を弄ってる時に、それは起こった。
となりのアンジェリカの部屋から、まるで今地震にあったかの様な音が聞こえて来たのだ。
「アンジェリカめ、部屋で戦争でもおっ始めたか?」
弄っていた銃を机にしまい、隣の部屋に向かう。
どうせアンジェリカの事だ、銃を立て掛けてあったラックでも倒したんだろう。
そう思ってアンジェリカの部屋の扉を開けると、予想だにしない光景が俺をお出迎えしてくれた。
「……ぐぬぬぬぬ」
とでも言いたそうな顔で、アンジェリカは背中でタンスを支えていた。
その支え方といったら、まるでマイ○ル・ジャクソンのスムーズ・クリミナルもビックリだった。
そして、床にはタンスの上に置いてあったであろう、トマト、パイナップル、レモンが散乱していた。
「果物屋でも始めるのか、アンジェリカ?」
「ちゃうわい、アホ!!」
こんな体勢でも、怒る元気はあるようだ。
もうちょいおちょくってやるとするか。
「はは~ん、わかったぞ、アンジェリカ。 マイケル・ジャクソンのダンスをしながら果物を売るんだな? でもな、アンジェリカ、あの姿勢は別に自分であそこまで倒れてる訳じゃないぞ。あれは足裏にボルトはめる穴があってだな……」
「……マメ知識は後で聞いたるから早よ助けんか~!!」
「アニー、大丈夫かい? アニー、息をしてるかい? あんな質問責めを我が家のアニーにしたら困惑するだろうな!! ハッハッハッ」
「…………」
アンジェリカは、ついに無言になった。
やり過ぎか……。
「……なあ、ジョンさん」
大粒の汗をボタボタ垂らしながら俺に言う。
「早よタンス上げてくれんと、マイケル・ジャクソンがマシンガンぶっ放す以上に恐ろしいことになるで……。
落ちとるモンに見覚えないか?」
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