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- 2014/9/15 16:09
- ステンバーイ闇鍋Part.6
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- 「……麺類、すすれへんの?」
俺は三人から顔を逸らし、小さく頷いた。
「確かに、マスターはカップ麺とか食べる時『エコだから』とか言っていつもフォークで食べていたな。なるほど……、そういうコトか」
「日本に住んだ外国人が直面する割りと深刻な問題だよ……」
「マスター、日本語ペラペラやのに……」
「言語と習慣は別問題だ」
「でもお箸は普通に使われてますよね?」
「箸は慣れたんだ、箸は」
あぁ、情けない。
まさかアンジェリカのドッキリでこんなコトがバレるとは……」
「よっしゃ!! 今からマスターが麺類すすれるよう特訓すんで!!」
「なにッ!?」
予想外の展開だった。
「それはいい。マスターが麺もすすれないんじゃ、面目が立たないからな」
この流れは非常にマズイ……。
そう思った俺は、スッとアニーにアイコンタクトを送った。
「…………」
アニーは非常に悩ましい顔をした後、こう言った。
「マスター、頑張りましょう!!」
このあと、滅茶苦茶うどん食わされた。
完
- 「……麺類、すすれへんの?」