まあさんとモバ友になろう!
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- 2015/9/18 6:16
- 夜を駆ける
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夜を駆ける by Spitz
隣町に親類のおばちゃんが一人で暮らしている。
そのおばちゃんから真夜中に電話があった…
『あ、まぁちゃん…マルちゃんがさぁ昨日からまだ帰ってこないのよ…まぁちゃんの家の方にでも行ってるんじゃないかと思ってさぁ…見かけてないかねぇ?』
※マルちゃん…犬(雑種)・12歳・♂
名前の由来はどことなくとぼけた顔が武蔵丸親方に似ている為…
おばちゃんの家から俺の部屋までは6~7Kmある。
マルちゃんの散歩コースではないが、俺の部屋のちょっと先にある駅前公園にはたまに来ているので探してほしいとの依頼であった…
こんな真夜中にかぁ…と思ったら
『まぁちゃんもマルちゃんも夜中の方が元気だからさぁ…』
おばちゃんは頭の中が読めるのか…
居るわけねぇだろぅ…
と思いながら公園へ行くと…
彼は居た…
『マル…』と呼んでみる…
彼は、眠いような、何か不満があるような、ないような…
とぼけた顔をこっちに向けた。
が…
〈誰だお前…〉
てな感じでそっぽを向きやがった…
こっちが近づくと逃げる…
そもそも奴の首には首輪はあるがリードも鎖も付いていない…
どうすりゃいいんだ…^^;
30分くらい公園の中で追いかけっこを繰り広げたが、
結局一度も奴に触れることすら出来なかった…
もういい加減にしてくれ、夜が明けちまうぞ…お前には付き合いきれんわ!
腹を立てベンチで途方にくれかけた時…
豆柴を連れたおじさんの元にマルが駆け寄り、おじさんに頭を撫でて貰っている!
『どうしたマル…また逃げ出しちゃったのか』
どうやら知り合いらしい…ていうか、『また』なのか…
おじさんにマルを引き止めて貰い、事情を話すとおじさんは豆柴のリードをはずし、マルの首輪に繋ぎ直してくれた。
その上、おばちゃんの家まで送り届けてくれると言う!
丁寧にお礼を言って、豆柴を抱きマルを繋いだリードを引きながら去るおじさんを見送って公園を後にした…
さっき携帯におばちゃんからの着信があったが、面倒なので無視して留守録になるのを待った…
『あ、まぁちゃん…マルちゃん帰ってきたよ。ご近所さんが見つけてくれてね。もう大丈夫だから、起きたら探さなくてもいいからね。じゃぁまたね』
おい!…orz
君と遊ぶ 誰もいない市街地
目と目が合うたび笑う
夜を駆けていく 今は撃たないで
遠くの灯りの方へ 駆けていく
マルが…せめてスピッツだったら良かったのにwww
- 本日のBGM