〟白狼天狗〝さんとモバ友になろう!
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- 2017/5/22 20:46
- そのへんのいぬのにっき
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- 本編
ボクはまず、そこにいた、
なんていうか、なんていうか、
ボクはそこにいたんだ。
んー?ここ、なに?うわ、
暗っ、なんなんだよー
モゾモゾとボクは動けるのはわかるが、
最初にボクが思ったのは、なにかに閉じ込められているのか?ということだった、
うー、うおーガリガリ
無心に爪で壁をガリガリとしてみる、
なんていうか感触が不思議だ、
絹糸のような、なんというかまぁ、
なんかふわふわしたものに包まれている。
そんな気分だった、
暫くそうしていると、ついに爪が壁?に穴を開けたようだ、光が差し込む、
そしてついでにボクが人じゃあないってことが、なんていうかわかった。
うわっ、なんだこれ
ボクは自分の体を覆う体毛をみて、
たじろいでしまった、
うーん、なんていうか周りは殺風景だなー
と、ありのままに感じたことを呟く。
ボクはこの、繭?のようなものから這い出てきたということなのだろうか。
自分が何者なのか、そういうことは分からないが、少しだけ分かることがあった
まず手足を見るにボクは人ではない、
あと、正常に思考できている?というのはおかしいのか、うん、まぁこう思っている時点で自我がこれか、と自分を納得させていく。
なんというか、まぁ、
ボクはなんていうか、訳が分からないよ
なんとか神殿 F5階
とりあえず壁にあった落書き?のような
目印に、この今いる場所の説明?を見つけることが出来た。
うぬー、辛うじて何故か読める。
でも神殿はわかったけど、これはなんて読むのかわからないな、、、( ??ω?? )
でもまぁ、現在位置はここなのかなー?
という情報は、手に入れることが出来た。
どうやらここは、ダンジョンの中らしい、
もういちど、言おう、ここはダンジョンの中らしい。
うー、なんていうか悪い予感がする。
落ちていた、手頃な棒と、石を数個持ってとりあえず1階をめざして、地上を目指そう。
こうして、へんな魔物に転生?した1匹のアホ犬の冒険が幕を開けるのであった。
- 本編