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    • 2010/8/28 15:32
    • 休日の過ごし方?
    • コメント(4)
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    •  とても爽やかで平和な朝だった。
       おらにとって八月初めてとなる休日。目一杯に開けた窓から差し込む眩しい陽射しと柔らかな風は、疲れていたおらの体を癒すように部屋に流れてきていた。
      なんとも気持ちがなごむ柔らかな陽気である。
       
       思わず得(え)も言われぬ心地良さを感じて目を細めてみた。疲れていたはずの体が、心が、頭の中までもが、ふんわりとした優しさに包まれていく……

      「よし、今日は裸族(らぞく)で行こう」
       おらの気にうなずくように、寝着の下で大胸筋がピクリと動いた。上着に手をかけ、ゆっくりボタンを外していく。投げ出したシルクのシャツが舞い、パンツがスルリと床に落ちた。
       
       ――真裸(まっぱ)だ。
       
       そしておらは玄関のドアを開けて、静けさの残る朝の町へと歩み出していった。

       素足で踏み締めるアスファルトは冷たいが、臀部(でんぶ)に当たる弱い風は割れた尻道(しりみち)に沿って中央の奥穴をくすぐり、気持ちがいい。
      にこやかに歩いていたら見知った顔を見つけて軽く会釈した。たしか四方山(よもやま)話が好きな近所の主婦だ。なにか珍しいものでも見つけたのだろう。声をかけた主婦はカラスの足跡が無くなるほどに目を丸くして、あんぐりと口を開けた。

      「開放的で、良いお天気ですな~」 
       そう声をかけた。が、どうゆうことか。主婦は逃げるように走り去ってしまった。
      むむ。まったく、最近は情緒というかなんというか、挨拶されたら挨拶で返す。そんな基本が出来てない人間が多すぎる。
      おらは無意識のうちに鎖骨のカーブを錨(いかり)に変えて、憤慨の仁王立ちをした。

      「まったくもって、けしからん。けしからんぞぉ!」
       われは声高に叫んだ。しかし怒りは長く続かなかった。通りの向こうから主婦が一人の警察官と共に走ってきたからだ。

       なるほど。この晴天の下で行う朝のジョギングらしい。ふむ、せっかくの休日なのだ。おらもすることにしよう。
      ビタッ、ビタッ、ビタッ、と、内股に響く規則正しい律動が四肢に躍動感を与え、わが締まった肉体は雅(みやび)に染め上がった。

      「うははははははぁぁ!!」
      こうしておらは久しぶりの休日を有意義に過ごしたのだった。


      注:この日記の登場人物はあくまでフィクションであ~る☆

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