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    • 2011/8/19 22:46
    • 夏の終わりの始まりに…。
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    • 刺された。

      子供のたった一言に。



      公園で休憩中。

      トテトテトテ…って子供が走ってきて俺の前で転んだ。

      案の定わぁわぁ泣き出すが…とりあえずシカトしてみる。

      辺りを見渡すが母親らしき人も見当たらない。

      しかたないので…。

      『ほら、泣くな。男の子やろ?』

      『うぇぇん。いたひぃぃ』

      『男の子は簡単に泣くもんやないぞ。なぁ~?』

      『うぇぇん。いたひぃぃぃ』

      『・・・。ちょっとココで待っときや。すぐ帰ってくるから』

      『うぐぅっ、う、、、うん。ぐす』


      近くにコンビニがあったので絆創膏とお菓子を買いに行く。

      その子供は足を擦りむいて血が出ていたので洗い流して絆創膏貼ってあげ、お菓子を与えて泣きやませる。


      『もう、こけたくらいで泣いたらアカンで?』

      『うん』

      お菓子を与えたら静かになったのでベンチに戻ろうとすると

      『お兄ちゃんは、なんで泣いてるん?』


      もちろん俺は泣いてなどいない。

      しかし子供は俺を真っ直ぐ見つめたまま動かない。

      で、否定するのもめんどうだったし、ちょっと大人の意味不明発言をしてみる。

      『お兄ちゃんもこのあたりが痛いからな』

      心臓のあたりを指して言ってみる。


      その子供がどう返してくるのか少し楽しみやった。


      お菓子を食べるのをやめ不思議そうな顔をしていたが子供はこう答える。

      『じゃ。お兄ちゃんにも絆創膏を貼らないとね』


      以外だった。


      いや…。

      子供としては普通の答えだったのかもしれない。

      痛いと言ったから怪我してると思ったのかもしれない。

      怪我してるから絆創膏をと…。

      しかし刺さった。


      心の傷に絆創膏か…。


      つい、その一言に苦笑してしまい…

      『そやな。絆創膏貼ったら治るかもしれやんしな』

      『うん。』

      また、お菓子をあむあむと食べだす子供。





      純粋な子供の目は物事をまっすぐみる。

      だから真実が見えるのかもしれない。

      俺が泣いていることも…心の傷も。

      この子供には見えていたのだろうか?


      先入観や経験は俺の視力を奪ってゆく…

      蒸し暑い休憩中にそんな事を考える。

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