雲酷斎さんとモバ友になろう!
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- 2012/2/4 1:54
- 謎の突起物
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昨日病院に行った。
数日前から、背中の一部がチクチク痛かったからだ。
鏡に映してもよく見えない。
触ってみると、硬くて尖った感触。
む?
むむむ?
なんか……。
背中からトゲでも生えてきた
それか、やっぱり俺はサイボーグだったとか
肩甲骨のやや下で、どうにもこうにも正体が確認できない謎の突起物。
チクチク痛いのは相変わらずなので、思い切って病院へ。
「ん? ああ!」
見た瞬間、医者はソレの正体が分かった様子。
クスクス……。
クスクス……。
今更だが、俺ほど病院の診察中に、ナースに笑われた経験を持つ男もいないだろうが……。
今回もなんだかいつものパターンか
「じゃあ、すぐに取りますね?」
取る?
ほうもしかして、普通の治療
よう、ドクター
オペは今日かあんた、腕は確かなんだろうな
「はい、取れましたよ」
あ、もう終わり
オペ後も、適当に消毒して、ペロッと絆創膏はるだけ。
謎の物体が突起してたわりには、随分と……。
「しかしまあ、見事に刺さりましたね」
刺さった
突起ではなく、刺さっていたとな
はっ! まさか、知らぬ間に何者かが俺の命を
ドクター
何が刺さっていたんだ
毒針かはたまた銃弾か
「これです」
オペで取り出された、俺の肉体に刺さっていたモノとは……。
ん? ナニこれ?
ガラス?
「いや……。
カピカピに乾いたごはん粒です」