きよながさんの日記

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- 2011/3/27 19:54
- 仙台へ
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- 郡山に近づくにつれ渋滞がひどくなってきて車は思うように進まない。
  車のエンジンを切り、ひたすら待ち、進むの繰り返しだ。
  カーナビを頼りに脇道にそれ、ひたすら北上した。途中妻がトイレに行きたいといい、丁度空いてた（奇跡！）コンビニによった。物がほとんど無かったけど、髭を剃りたくて剃刀を買った。でもトイレが壊れていて使用不能だった．．．．．妻は意を決して、車内できよながのオムツに用をたした．．．．「すっごーい！大人一回分何とかなったよ！」と、はしゃぐ妻の声を聞きながら．．．「逞しい．．やはり結婚してよかった．．．」と、変な所で感動してしまう俺だった．．．．脇道から４号線へと合流する頃にはもう渋滞もなくスムーズに進んだ。
  途中、丘の上のニュータウンが崩れ４号線を塞ぎ、福島市内へと迂回したり、ガソリンの給油待ちと解らずならんでしまったり以外は順調だった。
  仙台市に入れば何か食事が取れる店でもあるかもしれないと夫婦で楽しみにしていたが．．．結果的には何処もあいてはいなかった。
  仙台市の義姉のアパート前には、妻の両親と義姉の二人の子供達が待っていてくれた。
  皆、笑顔でお互いの無事を喜び合った。早く家の中に入るよう言われたが、俺は長い時間緊張しながら運転した疲労なのか、ひとまず終わったんだという安堵感なのか、運転席から出るのも億劫になっていた。
  早速、お風呂を沸かしてくれて、家族で風呂に入った．．．何日ぶりだろう．．．気持ちいいな～はぁ～しか出てこなかった。
  息子の体を洗ってやった．．．「きよなが、おまえ痩せたな～ごめんな～」涙が出そうになった．．．妻は．．下っ腹ぽっこりは健在だった．．．．涙は引っ込んだ。
  風呂から上がると、ご飯と、お湯割りの焼酎が出てきたので有り難く頂きながら、お互いに今日までの行動を語り合った。暫くぶりの、当たり前だと思っていた当たり前の生活を、俺達は最高の幸せとして噛み締めた．．．．．