ころんさんとモバ友になろう!
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- 2011/4/3 13:48
- 月夜の翼②
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- 黒羽「私にとっては、塵の星より魔力の月より…そして、朝の星々を見えなくしてしまうほど眩しい太陽より、お嬢様の笑顔が一番輝いて見えております。ですから、どうか空になど憧れないで下さいませんか…?」
ころんの体の力は抜けたままだ。か細く、呟く声。
ころ「…黒羽、あたしは光?」
黒羽「私の唯一の光で御座います。今だって、昔だって…いや、何でも御座いません。このままお送り致します。お風邪を召されては困りますからね。」
翼を消した黒羽は、ころんを抱いたまま、夜の道を歩き出した。
佐助「…恋人でもねーのに、あれかい。やれやれ、見てらんねーな。親…主人バカにも程があるぜ。なぁ?マリーシア。」
髪留めを愛しそうに弄びながら、佐助は呟いた。
- 黒羽「私にとっては、塵の星より魔力の月より…そして、朝の星々を見えなくしてしまうほど眩しい太陽より、お嬢様の笑顔が一番輝いて見えております。ですから、どうか空になど憧れないで下さいませんか…?」