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- 2011/4/24 10:05
- 放射能半減期の話
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- 放射能が半分に減ることを半減期といいます。
たとえば、セシウム137の半減期は約30年。ヨウ素は8日といわれています。これを「物理的半減期」ともいいます。
ただし、半減期とは100あった放射線を出す力が50に減ったということで、ゼロになったわけではありません。
体内に取り込まれた放射性物質は、排泄などによって体内から減少していきます。これを「生物学的半減期」といいます。「物理的半減期」と「生物学的半減期」をあわせて「有効半減期」と呼びます。
さて、セシウム137の半減期は約30年。ヨウ素131は8日であれば、ヨウ素の方が害は少ないという印象を受けるでしょう。しかし、体内に取り込まれた場合には話は別です。
半減するということは、短期間に放射線を出し切るということです。だから、セシウムを体内に取り込むよりヨウ素を体内に取り込んだほうが、体への影響を考えると重大なのです。
さらに、セシウムは約70日~3ヶ月程度で排出されますが、ヨウ素は130日程度体内にとどまります。半減期は8日ですが、出す放射線がゼロになるわけではありません。排出されるころには1000分の1程度になるでしょう。しかしその間放射線を出し続けてで内部被爆を受けることになるわけです。
だから、外で放射線を浴びるということよりも、放射性物質のついた食べ物をとらないことの方が大切だと思います。
ヨウ素は、甲状腺に取り込まれて甲状腺ホルモンの材料になるので、あらかじめヨウ素剤を飲み、甲状腺を満タンにしておけば、放射性ヨウ素が入ってきてもすぐに排泄されます。
細胞の放射線の感受性は、3つの特徴があって、①細胞が未分化なもの ②細胞分裂が盛んなもの ③細胞の一生のうち分裂期の長いものほど、放射線感受性が高いといわれています。ざっくばらんに言ってしまうと、未分化で成長過程にある子供から青年に影響が大きく、オッサンやおじいさんといった年配にはたいして影響がないということです。
つまり、子供たちには大きな影響を与えることになるわけで、そっちを優先しなければならない。管総理や枝野氏があんな、大層なマスクつけたり、福島県産のキュウリを苦い顔して食べたり、ビビッてるのが良くわかるけど、あの人たちこそ、多少放射能をあびてもどってことない年代なんだけどね。権力者って、やっぱり自分がかわいいのかな。そんなのが国を動かしているんだから片腹痛いね(苦笑)
- 放射能が半分に減ることを半減期といいます。