ミルフィーユさんとモバ友になろう！
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- 2013/6/25 2:56
- 夢と現実と未来
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- 抱き締められて見えた夜空には星はなく、ただぼやけたまんまるな月が消えそうにあたしたちを見下ろしていた。どうしていつもうまくいかないんだろう、あたしと彼はやはり別れて別々の道を歩いた方がいい、お互いに傷つけ合うならもう二度と会いたくない…そう考えていた。彼の深く強すぎる愛に縛られ身動きがとれなくて、このままじゃ押しつぶされてしまいそう。あたしがほしいのは彼ではなく、自由。あの手が届かない程に遥かに遠い月のように、遠くにいってしまいたい。彼があたしを見つけ出せないように。涙でぼやける視界には、相変わらず霞んだ月がそこにあるばかり。悲しいのか泣きたいのか、怒りたいのかもう分からない。全てを諦めてしまったかんじ。ただ笑うことだけはできずに、叫びたい気持ちをこらえていた。出会ったことが運命というなら、別れるのも運命ではないか。出会いと別れを繰り返し人は成長するなら、まだ先の人生なんて決まってないんだし、別れて一からやり直してみるべきかも。本当の答えはどこにあるの？あたしの心はどこにいったの？あたしの想いは消えちゃったの？分からない、まだ分からない。答えのない迷路に迷い込んだように、今は何も考えられない。でもいずれ答えはでる。答えを見つけなければ、あたしも彼も前には進めないのだから。何度も同じ過ちを繰り返さないで。２人の夢を叶えるために、今すべきことをして。２人で同じ夢を見たいの。夢から覚めて、現実という今をあなたと生きたいの。
