ハルピィさんの日記

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- 2011/3/4 16:23
- 愛犬ペル
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- 昨夜実家で飼っていた犬（ヨークシャテリア）が逝った
  
  我が家に来て１３年間やんちゃな男の子でした。
  
  亡き母が、近所に住む孫（姉の娘、僕の姪）たちにせがまれ彼はやってきた。
  姪たちは毎日散歩に来るからといっていたがいつまでも続かないことを母は知っていた。
  母は、『私が７５歳まで生きればちょうどこの子の面倒を最後まで見てあげられるから』といっていたが・・・その３年後に母はガンで亡くなった・・・。
  
  結局、母の形見となった彼を父が１０年間面倒を見てきた・・・
  彼は毎日父の晩酌に２時間ほど付き合ういいパートナーであった。（何か食べ物をもらおうと必死だった）
  
  僕は月に２～３回実家に帰り彼の散歩に付き合うのが仕事だった。彼は週末になると僕の帰りを待ちわびていたようだ。（週末になると車の音がするたびに玄関まで走っていっていたようだ。）
  
  数ヶ月前から少しずつ彼の調子は悪くなってきた。
  先週帰ったときにはもう散歩になどいける状況ではなかった・・・
  昨日、昼に父から電話があり今朝から食事を食べなくなった。土曜日までもつかどうかわからんぞ・・・という連絡がはいった。
  取り合えず仕事をこなし、夜の予定は断って実家に向かった。
  夕方５時半家に着くと父が、今逝ったとこや・・・と
  あわてて彼の元に近寄るとまだ目が動いている・・・
  『ペル』と呼びかけるとかすかにこちらを向くではないか・・・間に合った。
  
  それからしばらくして姉と姉の長女がやってきた。
  
  午後８時過ぎ僕の腕の中で彼はみんなに見守られながら逝った・・・
  最後にみんなに見守られて彼は幸せだったかな。
  
  みんなに会うために最後の力を振り絞って頑張ったんだろう。
  
  ペルよ安らかに眠りたまえ・・・