赤髪のシャンクスさんとモバ友になろう!
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- 2011/11/17 15:14
- 不定愁訴
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- 老人施設での話、
呆けを持った婆ちゃんが、「腰が痛い」と言って、話を聞くうちに「頭が痛い」になり、翌朝聞くと「痛くない」と言った。
仕事上の浅い関係とは言え、一年以上その婆ちゃんと付き合ってきて、婆ちゃんの気になる言動がわかるようになってきた私は、同じ時間に勤務している看護師に、このことを伝えた。
〇〇さんは不定愁訴があるしね…
不定愁訴とは、
「頭が重い」「イライラする」「疲労感が取れない
」などの、何となく体調が悪いという自覚症状を訴えるが、検査をしても原因となる病気がみつからない状態をさす。
頭の悪い私は、看護師から言われた「不定愁訴」の言葉に、何も応えられず、最初に頭が痛いと言ってくれた婆ちゃんにも、何もできずにいる。
婆ちゃんは、痛くないと言った後、何かを忘れるためとも思えるほど、自分の周りにいて、自分と同じように悩んでいる婆ちゃんの訴えを聞き続けている。
介護の現場では、医療用語を言われ、私のように何もできずにいたり、薬を出されて解決としてしまう介護士が沢山いる気がする。
介護士は看護助手とは職種が異なることを、しっかりと確認する必要がある。
介護士に医療知識が必要。これは分かるが、介護のプロは医療行為を行う医師や看護師の助手とは異なり、生活行為を支えるプロの仕事ということを、いつも忘れずにしていきたい。
生活行為を支えるプロ…
病気を治すことは医療に、治すことで起こる孤独感に寄り添うこと…などが介護のプロが本当に考えなくてはいけない仕事。
伝わるかな?この感じ…
今の私は介護士失格だな…
- 老人施設での話、