x雫xxさんとモバ友になろう！
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- 2019/2/19 11:54
- 設定・覚え書き③
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- 【名前】ゆき
【性別】女
【年齢】15歳
【容姿】身長153㎝。髪は黒のストレート、髪を切るということがほとんどなく腰あたりまで伸びており、前髪もサイドも全てまとめて肩の辺りで緩く束ねている。瞳は黒、丸みのある二重で少したれ気味の目はおっとりした雰囲気。眉は細く、鼻はちょこんと小さく、やや薄めの唇は口角が上がり気味で全体的に明るい雰囲気を醸し出している。栄養状態の悪さに加え、一年ほど前から病に侵されていることもあり体格はかなり華奢。着物から覗く細い手足や痩せた身体も、持ち前の柔らかい雰囲気からあまり悲壮感は感じさせない。砥草色の着物と浅黄色の帯は貰い物で古く色褪せているが、長年着ていて身体に馴染んでいることもありお気に入り。
【性格】前向きで、明るく、元々は人懐こい性格だが、その境遇から一人でいることが多い。しかし寂しがったりすることもなく、鼻唄を歌ったり動物や草花に話しかけたりしていたが、その姿が村人たちからは変人に見えてしまい、ここ数年は村八分状態。物事や事象に関しては達観している部分もあり、自分の状況を悲観することもほとんどない。好きな色は茜で、夕暮れ時にはよく茜色の美しい空をぼんやりと眺めている。好きな花は桔梗、秋には桔梗の花が美しく咲く丘がお気に入りの散歩コース。山から時々おりてくる狸の親子に餌をやって少しずつ慣れてくるのを楽しんだりもしている。
【備考】五つの頃に親を亡くし、しばらくは隣の老夫婦が面倒をみてくれていたが、その夫婦も八つの時に他界。それからは一人、村はずれの小屋で暮らしている。申し訳程度の小さな畑で野菜を作ったり山菜などを摘んできて何とか食いつないでいたが、１年ほど前から病に侵され畑仕事もままならず、床に臥していることが増えた。医者にかかる金もないが、同じ病だった母が発病から２年ほどで亡くなったため、自分の命もそう長くはないと自覚している。村は飢饉で山の祠へ生贄を差し出すことになり、天涯孤独という事と、病でもう先が長くないということで一番最初に名前があがってしまう。しかし幼い頃、山で道に迷った時に助けられた記憶から、「山の主」は決して恐ろしいものではないと知っているため悲嘆にくれることもなく、生贄となることを受け入れた。
- 【名前】ゆき
