ドラク-ンさんとモバ友になろう!
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- 2010/8/15 23:18
- これも不思議な体験でした。
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- これは最近の話です。その日は週末で仕事帰りに同僚数人で酒を飲みに行きました。深夜まで飲んだ後、さぁ、帰ろうとタクシー乗り場へ歩き出すと同僚の1人が急に酔いが回ったのか、フラフラになってしまいました。タクシーの運転手に行き先も告げられないくらいです。相談した結果、僕が送って行く事になりました。僕は以前に、一度彼のワンルームに遊びに行った事があったからです。うろ覚えでしたが、タクシーで彼の自宅近くまで行き、降りると彼を抱き抱えるようにして歩き出しました。が、僕も酔っているせいかハッキリ道が判りません。あっちへフラフラ、こっちへフラフラしていた、その時です。それまで酩酊していた彼が急に真顔になって「誰かが、ついて来る・・」と呟きました。振り返りましたが誰もいません。この酔っ払いがと思って再び歩き出しましたが、しばらくすると、またです。 「誰かが、ついて来る・・」 って。今度は振り返った時、よく見て見ました。すると人影も無いのに赤外線探知の門灯が一定間隔をおいて点いたり消えたりして近づいてくるんです。まるで誰かがこっちへ歩いて来るようです。 ゾッとしましたが思いきって「誰かいるの?」と大声をあげました。その瞬間フッと門灯が消えて真っ暗になりました。でも僕たちが背を向けて歩き出すとまたです。確かに門灯がポッポッと点いたり消えたり、しかも少しずつ近づいて来ます。何度か振り返り目をこらして見てもやっぱり誰もいません。でも門灯だけがポッポッと・・・。もう必死でした。気付かないふりをして出来るだけ、早足で歩きましたが振り切れません。その何かの気配が後ろ10Mくらいに近づいた時、漸く彼のマンションを見つけて転がり込みました。部屋に入ると全ての電気を点けゴルフのアイアンを握り絞めて朝を待ちました。もちろん一睡もできません。結局、何も起こりませんでした・・。目を覚ました同僚に昨夜の事を尋ねても、案の定何も覚えていません。でもあの夜、実体の無い何かが僕たちの後をつけて来た・・。これは確かだと思います。