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- 2016/12/11 22:40
- あの一家の秘密-圏外エピ(前半)
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- クリスマスイブ間近の夜
みんなが寝静まった頃に、一つの家の明かりがふっとつきました。そこは、お菓子屋さんでよく見かける常連一家のおうちでした
お爺サンタ「さて、そろそろやるかのぉ」
お婆サンタ「はいよ。みんな、準備は出来たかい?」
そういう彼等の格好は、赤と白の帽子を被っており、まるでサンタに変装しているよう……
(画像1)
いいえ。実はこれは変装などではなく、彼等は正真正銘本物のサンタ。お菓子のプレゼント専門のスイーツサンタなのです
今まで魔法の国へ足繁くお菓子を買いに来ていたのは、クリスマスに子供たちにプレゼントするお菓子を少しずつ用意していたのです
しかし……
お兄サンタ「スイーツ作りなんてあまりやったことないけど、大丈夫かな?」
お姉サンタ「けれど、これを何とか作らないとプレゼントを届けられないのよね」
今年の子供たちの願いは、いつにも増して極上なスイーツばかり。いくら足繁く通っていてもそうそう手に入るものではありません
なので、子供たちの望みを叶えるためにも足りない分を自分達で作ることにしたのです
お父サンタ「あれ、おかしいな。たくさん買ったと思ったのに材料がもう無くなってしまったのか」
女の子サンタ「なら、かわりにこっちを使ってみたらいいんじゃない?
お父サンタ「ああ、そうだね。ありがとう」
お母サンタ「ねえ、これで分量はあってると思う? ちょっと足りないと思うんだけど」
男の子サンタ「もうあと少ししか残ってないし、全部入れちゃえばいいじゃん」
お母サンタ「それもそうね。じゃあ、これで生地は完成ね」
そんな感じでお菓子作りをはじめて数時間後……『リンク:あの一家の秘密-圏外エピ(後半)』
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