タコォナヌ~さんとモバ友になろう!
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- 2013/10/8 4:42
- 月灯り…。
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- 月灯りに照らされて、一人家路に着く。
秋の夜空を見上げながら、駅前で一本煙草をふかす…。
目の前を行き交う人をぼんやりと眺めてたら、一人一人表情が微妙に違って見えて、その人の1日を想像して見ると、誰もが今日の喜怒哀楽を背中に映して、雑踏とした街に溶けて行く…。
頭を下げながら携帯電話で話すサラリーマン。
無表情でスマホの画面だけを目で追う若者達…。
足早に人の波を抜けてくおばさん。
ただ重そうな鞄を引き摺る様に、汗染みた作業着で、うつ向き歩く初老のおじさん。
今からどれだけ楽しい事が有るのかと思う程、笑顔の若いカップル…。
誰もが違う環境の中で、『今日』と言う日を通り過ぎて来たんだ。
今日の俺は、どうだったろうか
人混みの中で、俺はどんな表情で、どんな風に映っているんだろう…。
指先を焦がす位に短く成った煙草を揉み消した。
人生って言うヤツは、誰しもが重い袋に色んなしがらみや思い出や、夢を詰め込むだけ詰め込んで、ズルズルと引き摺りながら歩いて行くもんだと思う。
それが例え無様な格好で、見るからに滑稽な姿で有っても…。
生きて行か無きゃいけないんだ。
人や世の中を恨んだ所で自分自身が惨めに成るだけなのは、分かってるけれど、誰もが必死で言葉を飲み込んで、頑張ってる。
金が全てじゃ無い事は、みんな分かってる筈なのに、金と何か大事なものとを天秤に掛けてる。
金と言う媒介は、一体誰が考えたんだろう。
金で人が死に、金で人の人格を変え、金で人の心まで無くし、金で上だの下だの争う。
回り道したから見つけた物や、金が無かったからこそ信じる事が出来る人と出会えた方が、自分にとってどれだけ財産になるか…俺は、知ってる。
切符を買って改札を抜け足早にホームに立った。
言葉を交わす人も居ないけれど…帰り道を急ぐ。
そんな事を思いながらの帰り道…。
さあ…帰ったらスケベビデオでォナヌ~したろかな(笑)
四つん這いで部屋を徘徊したろかな(笑)
あほやな…俺。
治らんな…俺。
- 月灯りに照らされて、一人家路に着く。