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    • 2015/3/20 22:36
    • わたしだけがたのしい駄文前編
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    • ──思えば、目を開けた時から違和感はあったのかもしれない。

      その日も、いつも通りに目を覚ましたはずだった。
      余談ではあるが、自身は寝覚めがよろしくない。だが、育ての親は早起きを強制してくる上に、手まで出してくる。叩き起こされたくはないが故に、朝日を浴びて目が覚めるように窓の辺りを向いて寝るようにしていた。
      ……はずなのだが。
      目を開ければ、周囲は真っ暗だった。まだ夜中かと、錯覚してしまうほどに。

      (…でも、充分寝た感じだしなぁ。日はもう昇ってると思うんだけど)

      そんな事を考えながら、ゆっくりと閉められているカーテンに手を伸ばす。…が、自身の部屋の物にしては妙に硬い。
      いつもと違う手触りに困惑しつつ、そっとカーテンを引いた。射し込んでくる光に目を細めつつ、やはり自身の予測は間違ってなかったなぁなどと、ぼんやり思ったその時だった。

      「……は?や、ちょ、えぇ?」

      まず気付いたのは、視界に入った手と腕。自分の手はこんなに角張ってはいないし、腕もこんなにゴツゴツはしていない。それに驚き声を上げれば、聞こえてきたのは知らぬ低音。その声が自身のものと違いすぎて、困惑して更に声を溢す。

      (…待って、ナニコレ。ナニコレ?どういうことよ!?)

      徐々に焦燥が募り──ふと鏡を見れば、そこに映るは見知らぬ人の姿で。

      「は……ぁぁああああ!?」

      思わず絶叫してしまった自分は、きっと悪くない。

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