干しわらびさんとモバ友になろう!
日記・サークル・友達・楽しみいっぱい!
-
- 2012/3/25 15:14
- ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイ
-
- コメント(0)
- 閲覧(37)
-
-
- 最近、紅茶に凝っている
何故に今さら紅茶なのか
原因は不明だが、察するに以前から持っていたインドへの興味が周りに回って紅茶に変異したものと思われる
おかげさまで、最近はどっかに出掛けるたびに、紅茶を買ってきてしまい、気づけば一人では飲みきれるか怪しいくらいの、紅茶缶が積まれる結果となってしまった
そんな状況を少しでも打開すべく、今回は練習も兼ねてインドのミルクティーであるチャイを作ることにした
今までは、お湯を入れるだけのストレートティばかりだったので、鍋で煮出して作るような本格的なものは初めてだった
まぁ、とりあえず、案ずるがより産むが易しということで、早速作ってみよう
レシピなんかは必要ないぜ
何故なら、俺の舌が知ってるからな――
と、ウザさの最大戦速を全開にして茶葉や香辛料を放り込み、適当に作ること5分――
俺の処女作であるチャイは見事な神々しさをはなっていた
ふっふっふ、なんと容易い…
織田信長や豊臣秀吉…
そして、徳川家康…
かつて、天下を治めてきた彼等は、茶の湯に秀でていたという――
なれば、信長の野望で数多の天下を治めてきた俺も当然、秀でた茶の湯の力があるということよ
どれ、天下の味…
いただこうか!!!
…
……
………乳くせェ
そこには、茶葉やシナモンの高貴な香りはなく…
ただ、ただ牛乳の生臭さだけが残っていた
…失敗だ
ここまで乳臭いチャイは初めてだった
その乳臭さたるや、まさに汚れを知らない生娘のよう…
そう、『処女』作だけに…
って、やかましいわ!!
やっぱり、何事も慎ましくいかないとね
考えてみれば、何でも美味いと思う俺の舌が、材料や調理行程を当てられるはずがなかったんだ…
…やり直そう
レシピを見て…
分量を計り…
時間を計算して…
愛情を込める…
そうして、完成されたチャイが俺の口から、悦びを紡ぎ出すのことは容易なことだった
…うめぇ
嗚呼、そうか
茶の湯とは決して、天下を目指すためのものではないのだ
むしろ、そういった天下への野心や支配を忘れ、様々な人たちと分け隔てなく、穏やかな時間を共有するものだったのだ
…とまぁ、偉そうなことを書きましたが、美味しいお茶を淹れられるのはまだまだ先になりそうです
なお、俺の不味い茶を飲んでも良いという方はいつでもお越しください(笑
※失敗したチャイは美味しく?いただきました※
- 最近、紅茶に凝っている