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- 2012/10/22 22:41
- メイドとは
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- 元来メイドとは、ただの家事技能者でしかないはず。閉鎖環境において圧倒的下位の立場にあることから被虐的かつ性的なイメージの対象にされたこと自体は不思議ではないし。事実主人が愛人をメイドに、またメイドを愛人にしたいという例は洋の東西古今を問わず幾らでも存在するわ
しかし昨今、特に日本におけるメイドは元来の家事技能者としての意味を半ば喪失しつつある。メイド喫茶の出現などその非常にわかりやすい実例ね。翻ってフィクションにまで目を向ければもはや無法地帯。機能性を奪い性的な魅力を高めることを追究したセクシャルなメイド服の存在という外的要因は当然、内的にも『主人より偉そうなメイド』、『家事技能を有さないメイド』、『戦闘能力を高めたメイド』、『他要素と混在した結果としての魔法メイド少女などのキメラメイド』、『単なるメイドコスプレ』など、メイドの可能性を追究した━━と、いうよりは迷走、もしくは暴走状態ね
結局のところ、『メイドとはメイドのことである』というトートロジーでしかメイドの本質には迫れないのかもしれない
もっとも、この類のたけのこメイド(雨後のたけのこのように出現したメイド的存在)は一世代、長くて数世代の存在でしょうね。『普通のメイド』から生まれて『普通のメイド』を越えられず『普通のメイド』に回帰する光景が容易に浮かぶわ。進化退化の判別はとてもあれ変化を繰り返した結果、原型に回帰するというのは━━控えめに言って絶望的な笑い話だわ。あるいは『普通』という概念の持つ最悪な強大さに絶望するべきかしら
- 元来メイドとは、ただの家事技能者でしかないはず。閉鎖環境において圧倒的下位の立場にあることから被虐的かつ性的なイメージの対象にされたこと自体は不思議ではないし。事実主人が愛人をメイドに、またメイドを愛人にしたいという例は洋の東西古今を問わず幾らでも存在するわ
