Luciferさんとモバ友になろう!
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- 2010/8/10 23:32
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それは店を開けて30分の光景ではなかった…。
歌舞伎町でも大箱のこの店がほぼ満席になっていた…。
どうしたんだ…?
今日は特にイベントは無いはず…。
そう思っていると内勤が駆け寄ってきた。
「聖夜、8テーブル番頼む!」
俺は、「はい、解りました。」
と答えテーブルへ向かおうとした時に同期の冬馬が声をかけてきた。
「聖夜、これ殆どが竜牙の客だぜ。なんかあるよな!?」
冬馬はそういうと違うテーブルへ向かった…。
「……………。」
俺は何かを感じ同伴した客に早目に帰っていただいた。
竜牙とは俺より2年早く入店したホストで中堅クラス。
売上を伸ばすのに多少強引な事をすると噂されてる人物だった…。
「今日は久しぶりにヘルプでもするか…」
と思いながらテーブルに着いた。
思った通り竜牙のヘルプだ。
「失礼します。聖夜です。よろしくお願いします。」
俺は挨拶をして席に着いた。
すると、竜牙が大きめの声で話始めた。
「オォ~今、絶好調の聖夜の登場だよ。これは光栄ですねぇ。」
とテンションが異様に高い…。
続け様にこう言った…。
「聖夜の一気が見たいよなぁ?」
とお客にふった。
お客の女の子も
「う、うん。見たい」
といきなりの問いかけに勢いで返事をした。
場の流れで俺は一気をする事になった…。
竜牙はテーブルにキープボトルがあるにも関わらず内勤に言った…。
「ドンペリを適当に頼むわ」
そして、一気…。
もう一本一気…。
更に一気…。
そこで、竜牙の声が聞こえた。
「聖夜、そんなんで終わりじゃないよね?」
と笑っている。
潰す気か…。
と思っているとお客の女の子と周りのテーブルの視線がこっちを向いているのが解った…。
俺は更に飲んだ…。
一本、また一本…。
7本目までは覚えていた…。
何本一気したのだろうか…。
意識がもうろうとしてきて、もうダメかな…と思った時だった…。
続く。
気紛れで執筆しました
コメ多いと喜ぶぞ