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- 2007/3/26 14:13
- 水曜日のクルト【4】
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- すると…。
いつもポケットに入れている使い古したパイプがなくなっていた…。
僕は我を失って、誰にともなく思ってる事を声に出した。
『おぃ!いい加減にしろっ!傘やベレー、パイプを盗んだのは誰なんだ!出てこい!』
僕がそう言うと後ろから
『ふふっ』
と、高く乾いた笑いが聞こえた。
僕はびっくりして慌てて後ろを振り返った!
そこには男の子が立っていた。その子は青いオーバーを着ていて、青白い肌をしていた。歳は7歳くらいだった。
『ふふっ』
男の子は僕を見てまた笑った。
『おい、君なのかっ?僕のベレーや傘を盗ったのはっ?』
僕は早口になって、男の子に言った。すると男の子は
『うん。そうだよ。』
と、軽く返した。
『どうしてこんなことをするんだ?何が目的なんだ?』
僕は相変わらず早口だ。男の子は質問に答えた。
『それは……』
[続く]
- すると…。