凪子さんとモバ友になろう！
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- 2011/5/29 23:00
- 空が泣いて宇宙(そら)へ還る日
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- ５月29日。
朝から雨。
お世話になっている大先輩のご家族の告別式にいきました。
いつもたおやかで
気丈だけれど周囲への心配りも忘れない
美人で格好良い、憧れの人が
こんなにも小さく
肩を震わせて泣いている
涙が止まりませんでした。
すごく仲のよい姉妹だったそうで。
｢(妹に)会いに来てくれてありがとう｣
なんて
最愛の妹さんを亡くして自分が一番辛いはずなのに
私たちにも気遣ってくれて。
たしかに
血のつながりもなにもない
｢他人｣かもしれないけど、
どうしてこんなに別れがつらいんだろう。
私なんかが、こんなことを考えること自体、
おこがましいのかもしれない。
でも
それでも
大切な人がこれ以上泣かなくて済むように
自分にできることはないだろうか。
そう考えてしまう私。
｢妹が好きだった花だから持って帰って飾ってあげて｣
と
式場にたくさん飾られていたユリやガーベラ？の花をもらって帰ってきました。
そして
我が家の花瓶に飾っています。
不思議なことに
花瓶に飾って
微動だにせず、30分くらいしばらく眺めていたら
家の中で風などあるはずもないのに
たくさんの花のなかで
ユリが一輪だけ、
ふわり、とうなずくように
揺れたんです。
こんなこと書いたら、
｢嘘だろ｣と思う人もいるよね。
ただの錯覚かもしれない。
でもきっと、そのとき居てくれたんだと思います。
ご冥福を心よりお祈り致します。
これを読んでくれた人、
長々と凪子の独り言に付き合ってくれてありがとうございました。
- ５月29日。
