とっぴーさんの日記

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- 2011/10/31 2:56
- 形あるものいつか壊れる
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- 今好きな人が居て付き合っているとしよう。けど、いずれ別れが来るだろう。「別れることなく永遠共に」なんてことはあるかも知れないが、極少数。
  
  別れがあれば出会いもある。新たな出会いがあれば過去を忘れ今に専念しようとするのは普通で当たり前のことであり、当然連絡先も消され、関わりは元恋人とは思えないほどのものになるだろう。
  
  けど、忘れると言うことは今まで積み上げて来た思い出をリセットし無かったことすること。二人だけのかけがえのない時間が元から無かったかのように…
  
  一時はこの世の誰よりも親しかった者が一気に他人以下、もしくは初めから居なかったかのように…
  
  そんな未来を意識し始めた時、今頑張って良い思い出を作っても、結局は無駄、無かったことにされるんだと思い込み、虚しさだけが…
  
  これはある意味「冷めた」と言うのかな？
  
  いつまでも記憶の中に居たいと思うけど、それじゃ相手を苦しめるだけ。
  
  結局は綺麗事なのかな？
  
  今を楽しめればいい。過去よりも今、未来よりも今。けど、自分も過去の者になるだろうし、いずれ未来は来る。
  
  形あるものいつか壊れる。そしてまた新しい形が生まれる。一番分かりやすい自然の節理。
  
  壊れることを恐れてしまったら？初めから形を作らなければいい？
  
  何も壊れず何も出来ない。それこそ本当の終わりなのかな……
  
  こんなこと言ってるって俺もまだまだ子どもだよな。けどこんなこと真面目に言えるのも今だけだなんだよな…