ククさんの日記

- 2010/10/7 11:04
- 想ひにふける
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- もう遠いあの初夏の日を思い出す。
  6月にしては、雲一つ無い青い空の日､現世に舞い降りた事が恐かったのか、嬉しかったのか、小さな小さな拳を握りしめ､小さな体から絞りだすような声をあげて誕生した私の分身・・・まだ青さが抜け切れてない私もまっかな顔して泣いている君にほっぺたをくっつけて一緒に泣いたね。一緒に頑張って行こうねって・・・。
  あれから二人で頑張って・・・時には君が１人で頑張って・・・私は決して良いﾏﾏではなかったと思う。でも君は頑張って早く大人になろうとして・・そして、もうすぐ君もパパになる！まだ子供でいて良い時期に・・・。
  幸せな家庭を創りたい、この子は一人しか居ないんだよ、青かった私が叫んだ言葉を君が言う・・。私は間違えてしまったけど、君は間違えないで。私が未だに見付けていない答えを君はきっと見付けられる。
  もうすぐ君もわかるでしょう。この世に君が産まれた瞬間、どれ程、私が幸せだったか・・・。