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- 2012/2/28 20:15
- ~詐欺師は捕まる時代へ~②
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- 詐欺行為の詳細は、こうである。①被害者はネクソンジャパンのサイトで現金を使ってネクソンポイントを購入(または別の手段でネクソンポイントを取得)②被害者はネクソンポイントを使ってゲーム内のアイテムを取得(または別の手段でアイテムを取得)③被害者はゲーム内のアイテムとゲーム内の仮想通貨【メル】との等価交換を希望④加害者は、被害者からの希望を受けて、加害者の仮想通貨メルと被害者のアイテムを交換するよう申し入れ⑤加害者は、被害者からアイテムを取得した後、約束していた仮想通貨メルを払わずに(最初から騙すつもりで)逃亡した。
つまり、現金相当のネクソンポイントを使って購入したサービスを騙し取ったことが、現金に相当する財産を奪い取った、と見なされるのである。
メイプルストーリーが【アイテム課金】というシステムを採っていなかったとしたら、ゲーム内の仮想アイテムを騙し取った今回のような案件は、恐らく現実世界の詐欺犯罪とは見なされなかっただろう。仮想世界のアイテムは、現実世界の財産とは認められないからである。実際、オンラインゲームの世界では、プレイヤー同士のイザコザが色々な場面で日常的に起こっているのだ。
記者には1つ懸念がある。それは加害者に犯罪への明確な意志があったのか、という問題である。「自分がやろうとしてることは詐欺である」という認識の下で、相手を騙していたのであれば、犯罪に問われても仕方がないかもしれない。だが、軽い気持ちでやった事、状況に対して無知であった事を主張した場合、果たして詐欺罪を問えるのだろうか。他のオンラインゲームでは詐欺に問われないかもしれない、それと同じことを、たまたま“アイテム課金”を採用したオンラインゲームでやっただけかもしれない。
現時点では、問題の人物は逮捕されただけで、罪状が確定したわけではない。しかし、仮想アイテムの奪取がそのまま現実の財産を奪っていることになる、という時代になりつつあることは間違いない。オンラインゲームの参加者は、未成年から高齢者まで数千万人規模に達する。仮想世界内に広告を掲載するモデルなど、仮想世界は現実世界と連携しながら新たなビジネスの場を成立させていくと考えられる。今回の犯罪はそのネガティブな面をあぶり出したと言えるだろう。
- 詐欺行為の詳細は、こうである。①被害者はネクソンジャパンのサイトで現金を使ってネクソンポイントを購入(または別の手段でネクソンポイントを取得)②被害者はネクソンポイントを使ってゲーム内のアイテムを取得(または別の手段でアイテムを取得)③被害者はゲーム内のアイテムとゲーム内の仮想通貨【メル】との等価交換を希望④加害者は、被害者からの希望を受けて、加害者の仮想通貨メルと被害者のアイテムを交換するよう申し入れ⑤加害者は、被害者からアイテムを取得した後、約束していた仮想通貨メルを払わずに(最初から騙すつもりで)逃亡した。