さきさんとモバ友になろう!
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- 2011/11/19 22:00
- 無題
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ある日―
学校の美術室の掃除当番だった私は、早く終わらせて帰ろうと思い急いでいた。
美術室には一枚の絵が大事そうに飾られている。
その絵はとても綺麗な女の人の肖像画だったが、少し不気味で目に特徴があった。
とても大きなブルー瞳で、綺麗なのだが、ずっとこっちを見ているような気がした。
なんだか怖くなり急いで掃除を終わらせ帰った。
次の日学校は大騒ぎになっていた。
アノの美術室の絵が盗まれたのだ。
最後に美術室を出たということで私は美術の先生にいろいろ聞かれた。
「なるほど掃除をしてた時にはちゃんとあったんだね」
「はい、間違いないです…
あの絵は高価なものなんですか?」
「いや、あれは眠りに落ちた美女といって、私の知人の画家が自分の娘の寝顔を見て描いたものなんだ。特に価値はないさ。最も画家も娘ももうこの世にいないけどね」
「そうなんですか……」
結局、アノ絵は見つからなかった。
そうそう、不思議なことに泥棒が忍び込んだ形跡はなかったらしい。
わかるかな??笑