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    • 2018/10/27 23:49
    • なかなか
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    • 秋に我が家にやって来た子犬に楸(シュウ)と名付けてから、12年。
      秋に逝った。
      僧帽弁閉鎖不全症。心臓の病気で、5月に腹水が見られ、病気が発覚してからの進行が早かった。
      夏以後はご飯を殆ど食べなくなり急激に痩せて皮膚にも影響が出始めて。
      何か少しでも食べられそうなものを用意し、流動食や高栄養食のパウダーを捜し、繋げる日々だった。
      体調が特に悪化した9月は睡眠1~2時間で容態を見ていた。
      それから一ヶ月。
      荒れてしまっていた肌も綺麗になって、状態も回復してきて、油断が生じたのかもしれない。体の方に疲れがひどく溜まっていて、頭が回っていなかったことは確かだ。
      その日、朝の4時に起きた時には、もう既に呼吸がなかった。
      病院に行く予定の日だった。
      せめてもう一日早かったら。真夜中まで起きていたら。寝場所を変えていたら。
      腹水の抜去処置をして貰って、点滴をして貰って。まだ生きていたのに、と考えてしまう。

      動物病院に報告をすれば、忙しい合間に先生が電話に出てくれた。
      9月の時点でダメかもしれないと思ったそうだ。優しい労りの言葉に泣いてしまった。

      仕事終わりに買い物に行けば、靴下を用意しようと考えていたことなどを思い出し、帰り道車を運転しながら、ぼろぼろと涙がこぼれた。


      居ないことが悲しい。そしてまた悔しいのだ。生かせなかったことも。気づけなかったことも。傍にいたのにその瞬間を看取れなかったことも。


      朝晩トイレに連れ出して、歩けるだけ歩かせて、そのあとは抱っこして家まで連れ帰る。
      18キロあった体は13キロまで痩せてしまっていた。
      足や体を丁寧に拭いて、消毒液をつけて。
      水を飲ませて、溶かした薬や栄養食をシリンジであげて、ペースト状のご飯をスプーンであげて。

      自分の時間なんてろくになかった。
      疲れてたし仕事や家事との両立は正直辛かった。
      でも、それでも……と思ってしまうのは、悔いが大きく残ってしまっているからだろう。

      後悔しないで生きるのは…なかなかに難しい。

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