ぬーかーさんとモバ友になろう!
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- 2011/3/10 13:14
- それが僕の出した結論
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- 忘れられるってことは
消えちゃうことよりも
ずっとずっと悲しい
だから幽霊は泣くのさ
誰を思って遺したのだろう
亡くなってから重さを増す言霊の数々
ようつべをフラフラしていたら
テレビで放映されたのであろう、彼の死を報道する番組の動画を見つけた
正直驚いた
朝番組の中の、ちょっとした1コーナーではあるが、その死を特集される程の知名度がある人物ではないと思っていたから
でも考えたら、そんなことそれほど重要じゃないよね
彼が求めたのは、その歌にもあるように
知名度だけじゃない(もちろんそれも欲しかったかも知れないが)歌うことで何か動かすこと
それは成功している、いまも
彼の死後、自宅のスタジオからたくさんの未発表曲のデモが出てきた
愛すべき彼の忘れ形見たちを、何とか発表出来ないだろうかと考えた元バンドメンバーや、百物語を一緒にやっていたメンバーにより世に送り出されたアルバム
その制作中の映像と、間に挟まれる、生前の彼の日常の1コマ1コマ
「君に会いにいくよ」の「君」
ほんの10分ほどの映像
涙がこぼれた
心配要らないよ
きっとみんな忘れない
忘れようがない
あなたが一番、忘れて欲しくなかったであろう彼女も
彼女は、全てを記憶するにはまだ幼過ぎるけれど
大人になり、あなたが、そしてあなたを取り巻く人々がのこした足跡を辿った時
あなたが歌に込めた想いを、愛を汲み取り
全てを再構築出来る
歌うたいであることに、自らの生きる標を見つけた
そんなあなたの娘なのだから
意味もなく
星がまたたき
意味もなく
風が笑ってる
意味もないそんな積み重ねが
やがて大きな意味を持つようになる
生きていると言うことは、そう言う繰り返しなんだね
無意味なんて何一つ、ない
- 忘れられるってことは