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- 2010/10/10 10:18
- なぜ給料が減るのかを分析したら絶望した。
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- サラリーマンの給料が、大幅に下がっているようです
国税庁の『民間給与実態統計調査』によると、会社員の09年平均給与は、およそ406万円。前年に比べると24万円近い減額で、過去最高の下落額だとのことです。
内訳は…給料手当350万円、賞与56万円
月収にすると30万円。手取り額だと20万円そこそこでしょうか。
ショックですよね…。
世間様の相場はもっと高いのかと思っていました。
しかし残念ながら、これからも当分給料は増える見込みはありません。
減る一方になります。
ここに、興味深いデータがあります。
一つは、財務省の『企業統計調査』です。
この調査表に、経常利益という数字があります。
単純に、企業の純利益…儲けの事です。
この数字は、2007年までは日本の企業全体で50兆円をキープしていたのですが、2008年からは一気に35兆円まで落ち込みます。
アメリカ発の恐慌「リーマンショック」の影響を、相当受けています。
そして2009年度も32兆円と、回復の兆しはないのです。
もう一つは、冒頭の『民間給与実態統計調査』です。
今回(2009年)の平均年収は406万円です。昨年(2008年)は429万円。
ここ十年ほどは、450万円から緩やかに減り続けてきているようです。
この二つの数字から読み取れること…
それは『リーマンショックで企業の体力が一気に無くなったのに、企業は以前と変わらない給料を社員に支払っている』という事です。
会社員の給料は、外資と違って収入がなければ一気に減らす…という訳にはいきません。賃金体系が確立していますからね。
ではどうするか…
企業としては、社員の給料を下げるには、長期的に少しづつ減らしていくしかないのです。
"給料はどんどん減る、これが現状です"
この目を覆いたくなるような現状に対し、自分たちにできることは、3つです。
・真面目に効率よくして仕事をして会社の利益に貢献すること
(サービス残業等の自己犠牲ではなく勤務時間の範囲で)
・少ない給料に見合った生活習慣を心がけること
・乏しい賃金から支払った税金の使われ方を、きちんとチェックする。
「年収300万円の時代」という言葉が一時期ブームになりましたが、いよいよ現実に到来しそうです。
みなさん、お互いに頑張って生きていきましょう
- サラリーマンの給料が、大幅に下がっているようです