みかえるさんとモバ友になろう!
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- 2016/3/5 12:36
- 赤いきつねと緑のたぬきの暖かさ
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- 黒の腹巻は体が冷えるから赤にしよう!って話を聞いて、理由がよくわからないから詳しく聞いたら、こんな実験をしたテレビ番組があったそうです
実験結果:人に目隠しをして赤い部屋と青い部屋に入れたら、赤い部屋にいた時のほうが体温が高い
考察:人の毛穴は太古の昔は目の役割を持っていて、今でもその能力は発揮されている
考察が怖すぎる!!!
ということで、物理学的な説明を何とかつけてみました。
素人でもわかるように簡単なところから導入をいれた…つもりです。
光というのは波長によって色が変わり、波長によってエネルギーが決まる。
赤い光は波長が長い(=エネルギーが小さい)
青い光は波長が短い(=エネルギーが大きい)
赤い光より波長が長い光を「赤外線」、青い光より波長が短い光を「紫外線」という。
ところで、光エネルギーが熱エネルギーに変換されるためには、反射されず吸収する必要がある。
では、人間の肌にどのような光が当たれば、熱エネルギーになるのか?。
可視光線、特に黄色の光(波長550nm付近)は、肌に吸収されず、反射してしまう。
紫外線は、吸収される。しかし、紫外線に相当するエネルギーは、電子のエネルギー遷移のギャップと重なるので、電子を励起したりできる。その結果、化学的な構造が変化して、しみになったりガンができたりする。
赤外線は、吸収される。赤外線に相当するエネルギーは、分子振動のエネルギー領域と重なっていて、分子の運動をはげしくしたりする。温度が高いとは、分子の振動が活発であるということなので、赤外線を当てるとものの温度が上がりやすい。
すなわち、赤外線をいっぱいあてるような環境にすれば体は温まる。
実験は、赤い壁に囲まれた部屋と青い壁に囲まれた部屋で行った。
壁が赤い色をしているというのは、壁が赤以外の色の光を吸収して、残った赤が反射して目に入っているということ。
赤外線の持つエネルギーは、青い光より赤い光のエネルギーに近いので、青い壁より赤い壁のほうが吸収されにくく反射されやすいので
赤い壁に囲まれた部屋にいた方が体に赤外線が当たり、体の表面温度が上がった。
…という話をされても、普通の人はピンと来ないので、たとえとして人の毛穴が目で光を検知するっていうたとえを使ったと
言い出した人絶対に病んでるよね。毛穴が全部目とか怖すぎるもん…
- 黒の腹巻は体が冷えるから赤にしよう!って話を聞いて、理由がよくわからないから詳しく聞いたら、こんな実験をしたテレビ番組があったそうです