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- 2010/8/27 4:06
- 講演会を聞いて①
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- 今回の日記は真面目な話です
興味がない方は 遠慮なくスルーしてくださいね
8月25日に講演を聞く機会がありまして、その事について書こうと思います
講師は ある認定こども園の園長先生で50歳くらいの物腰が柔らかな感じの女性の方です。
認定こども園とは、幼稚園と保育所が同じ敷地内で運営される園の事で、学校法人と社会福祉法人との融合を意味します。
幼稚園が文部科学省、保育所が厚生労働省が管轄し、学校教育法、児童福祉法と、お互いが全く違う法律によって管理されています。
平成23年には、幼保一元化へ向けて 国会で決議され、平成25年から施行される予定だそうです。
幼稚園と保育所の垣根が無くなり、全ての園が『こども園(仮称)』となる予定のようです。
法律的な事は余計に堅苦しくなるのでこれくらいにして、人間性の話をしましょう。
園長先生の体験談を、園長先生目線で話していきたいと思います。
…私がまだ園長ではない頃の話です。私は常々 園児達に、
「命は大切だよ。命は何よりも大事で地球よりも重いんだよ。」
って命の大切さ、尊さを教えてきました。
あれは忘れもしない○○年の5月の事でした。私の教え子で、当時小学2年生の子供が川で溺れて亡くなりました。
その子は川で溺れそうになっている猫を助ける為に、自らの命を落としてしまったのです。
私はその話を聞き、その子の両親の所へ行ったのですが、言葉が出てきませんでした。
私は恥ずかしながら 猫を助ける為に命を投げ出す勇気はありませんでした。教えてきた事と自分自身の心の内の矛盾で悩みました。
ずっと悩み続けていたある日、ある先生に言われました。
「あなたはキレイな事だけを教えようとしているでしょ。世の中には矛盾がたくさんある。命を大切にと教える一方で、人は牛を食べ、豚を食べ、魚を食べる。ドロドロとした現実から目を背けてはいけない。私達の為に命を落とす動物達の為にも。」
私はハッとしました。現実は残酷なものです。子供だから…ではなく、子供にもちゃんと教えなければならないと。
これからも悩みながら子供達と共に成長していきたいと思います。
…という話です。
続きます。
続きを読んで下さる方は 1つ前の日記を読んでくださいね
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