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    • 2016/12/11 13:21
    • アニメーションの可能性4
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    • ~AKIRA~

      監督 大友克洋

      この作品は何度見ただろうか…そして、サントラ盤「Symphonic Suite AKIRA」は何十回、もしかしたら何百回聴いただろうか…アキラは10年以上前、DVD2枚、絵コンテ集が一つのボックスに入ったものを購入し、それが手元にあったものの、なかなか最近見る機会が無かったのだが…無性に「見たい」気持ちが押さえられなくなり夜中の上映会が始まる。

      何度見ても「凄え」以外の言葉が見つからない。グルメ番組で「おいしい~」以外に言えないリポーター、そしてアキラを見て「凄え~」以外に言えないリピーター…と韻をふんでる場合ではないのだがそれが事実である。

       この作品は30年近く前に制作されたものである。見ていれば所所にそれは感じられる。あの頃は何枚ものセルロイド板に絵を描いて、それを紡いで、そこにさらに音、音楽を紡いで作る方法…現在のアニメーション制作とは違う方法で制作されている。しかし、総合的に見て、現在の作品…新海監督の作品をはじめとするコンピュータメインでの作画で行われた作品と並べてみても、これはやはり素晴らしい作品である。使用している材料道具に違いはある…と言うか、現在と昔の材料道具ではできることに差が出てくると言うのは紛れもない事実である。しかし、素晴らしい作品を作るためには、手間、時間、思考、感覚をどれだけ使い、捧げてきたか…それが不可欠であるし、それが材料道具の利便性など瑣末な問題である…と凛と語ってくれるような…そんな気がしてならない。

      現在も、そして30年前もその時にできることを最大限にやった結果…素晴らしい作品はそうやって完成と言う通過点に到達できるのである。

      グラフィックに関しては、セル画ならではの荒さは感じられるが、キャラクターや物が動く表現、光の使い方、風景及び背景の細密な描写には何か強いこだわりや信念を感じさせられるし、そして音、音楽。芸能山城組が手掛けた音楽はあの世界観にしっかりと紡ぎ込まれ、舞台である2019年近未来の日本、そこで行われる人々の行動、そこにある景色を表現する上で不可欠なものになるくらいのものを感じる。竹をはじめとする様々な打楽器で作られる音…それがアキラの世界観にとても自然な形で融合されているのである。

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