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    • 2016/11/27 20:42
    • アニメーションの可能性2
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    • ~秒速5センチメートル~

      監督 新海誠

      「君の名は。」のアニメーションを用いた独特な表現を運良く映画館で見ることができ、この私と同い年の監督が行う仕事に興味をもち、レンタル屋に足を運ぶ。案の定、新海誠監督のコーナーは独立しており、簡単に借りることができたが…3泊のみ。

      カミさんと一緒に鑑賞する。結論…と言うか、見終わった後、部屋の床に大の字…KOされたボクサーはこんな感じなんだろうか。「やられた…」そして、強い相手に「ありがとう」。

      こんなに切ない物語…そこに美しい映像、イカした音楽。そして、今まで見てきたアニメーションとの明らかなる違和感…。

      声優が演じる「力」…その方向性の違い、女性のキャラクター…あのアニメーション独特のテンションを感じない。

      現代が舞台であれば実写でも良くないか…それは新海監督の表現を見てみればわかること。現代の風景を「画」に作り直すことで、それがアニメーションならではの表現…アニメーションにしかできない表現になっている。それらが物語で作者が伝えたいこと…それらに強いく結び付いている。

       そして、「音」「画」「音楽」「映像」「モノローグ」と言われる朗読のような説明「言葉」との融合…それらが密な「機」で結び付いていることがこの作品…表現の根っこになっている。

      そして、台詞の端々で語られる数字。これをここまでうまく利用しているのはこの人ならではないか。

      「桜の花びらは秒速5センチメートルで落下するんだって」

       「あなたとは1000回以上メールでやりとりをしたけど…あなたとの距離は1センチしか縮められなかった」

      具体的な数字での表現が鑑賞者の心に刺さるように響く。

      「数字」「男性女性との出会い…そしてその後」「時間経過の中でどう生きていけば良いのか」これらは全ての人間の中…特に我々日本人の遺伝子DNAに刻み込まれた人間が作ってきたきまりごとや解決すべき課題そのものである。

      それらを題材に用いることで、この表現は我々を物語の中に引き込んで行くのではないだろうか…

      秒速5センチメートル…なんとも切ない物語である。「君の名は。」も、ある意味ハッピーエンドだったのに、どこかに感じた切なさ…この監督はこれを表現したいのだろうか…。

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