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- 2016/11/19 16:26
- アニメーションの可能性
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- アニメーション…音、音楽、光、映像、文字、言葉が融合された表現手法である。
以前1930年(だったと思う)に作成された初めて制作されたアニメーションを見る機会があった。音楽に合わせて木炭で描かれた像が…像と言うより面だろうか…が動く。ゼロコンマ6秒おきに暗闇と画像が繰り返されることでそれらが流れるように動く…と言うことを聞いた。クラシック音楽と共に動く絵…後に現れるウォルトディズニーのアニメーションのキャラクターが歌って踊っている…その基礎がここにあると言うことを理解することができた。
やがてそれらは子供の…そして大人も楽しめる娯楽として、それを見た子供達がヒーローやヒロインになりきりながら物語を堪能できる手段…そう、これほど簡単に物語を鑑賞できる手段は無いと思う。
ゼロコンマ6秒の絵と暗闇の繰り返し…最初は膨大な量のセルロイドに描かれた絵が必要とされたが、制作に用いる材料道具の進歩…コンピューターの使用により表現の方法に変化が現れる。映像が鋭く明瞭になったイメージがある。作業量はどうだろう…いや…便利なアイテムが現れればそこでまたできることを見つけることを表現者は繰り返し行って来た…減ることは決して無いだろう。大量のセル画を撮影しフィルムに焼き付ける工程が無くなった(んだっけ!?)としても…である。
人は忘れるものだ…かつて見たものの素晴らしさを…そして辛い経験も…先日見た新海誠監督の「君の名は。」でアニメーションがもつ可能性、それを最大限に生かし、表現する。アニメーションによる表現の素晴らしさを再確認することができた。
アニメーション…現代の技術を最大限に発揮して作られた「君の名は。」を始め、現代のアニメーションのみが凄いのか…そんなことは無いはず…忘れていただけ…かつて運良く何か教育映画と同時上映された「風の谷のナウシカ」 を劇場で見ることができた…その時の衝撃…大友克洋の「アキラ」はやはり当時の技術の最先端を行くものであっただろうし、ガイナックスで創られた「オネアミスの翼」…映像も素晴らしかったが、物語、音楽…そのどれもが輝いていた。
それらを忘れていたのは映画を見ることもしばらくやっていなかったし、鑑賞する人としてのアンテナを磨くこともしていなかっただけである。
- アニメーション…音、音楽、光、映像、文字、言葉が融合された表現手法である。