天海 彌愛さんとモバ友になろう!
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- 2012/10/9 11:09
- 小説"マグの作り話"について
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- 「天使と悪魔」を読んで
生涯に渡り自ら手にかけた者達を祀った、保科正之や水戸光國を彷彿させられた。
人の命に関わると、途端に今まで信じてきた正義が無意味だと分かる。
『ただの人』なら、なおさらの話。
結局『ただの人』は、お題目だけの正義を捨てる日が来る。
自分の信念を定めることでしか、複雑な世界を生きることができない。
それでも、罪悪感に耐えられない時が来たならば。
信心に目覚めるも良し。
芸事や戯れ言に興ずるも良し。
代わりに誰かを支援するも良し。
償う方法はいくらでもある。
だけど、一番凄いのは。
敢えて罪を償わず、人々の恨み・妬みを受け入れてきた人々。
自分が救われることなんて、全く考えていない。
恨みが他の誰かに行かないように、自分は悪役であり続ける。
それだけ、確たる信念があったのだと思う。
イエス・キリスト、ブッダ、マホメット。
彼等は、そういう人だった。
- 「天使と悪魔」を読んで