フェイク01さんとモバ友になろう！
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- 2010/7/5 12:22
- 会社 その③
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- 「ふ～ん」
「へぇ～」
TVの前にﾁｮｺﾝと座り
1分に1回以上の割合で
1人小さな声で相槌を
打ち続けるＨ君…
ﾀﾓﾘと織田裕二の
他愛のないやり取りに
ひとしきり感心している様子
そして相槌の間に
時折入る「ふぅ～」という
ため息のような吐息
その姿は
TVに映る大好きな
ﾀﾚﾝﾄを見つめる
恋する乙女そのもの…
気持ち悪いから…
ｸﾞﾛ過ぎて
まともな神経じゃ
耐えられないから…
んで
気持ち悪いから
そっぽを向きましたよ
でも聞こえてくる
相槌と吐息…
「ふ～ん」「へぇ～」
「ふぅ～」「へぇ～」
うるさいから…
耳ざわりだから…
誰かｱｲﾂにﾏｽｸ着けて…
ｱｲﾂから音を奪って…
ついでに視界から追い出して…たのむよぉ…
そりゃ
得意先のお客さんも
「ぶっちゃけＨ君ってちょっと気持ち悪いﾄｺない？」
って言ってきますよ…
笑いました
お客さんにはｳｿでも
「そんな事ないですよ」
って言いましたよ…
でもﾎﾝﾄは
気持ち悪いから…
この時だって
その背中を丸めた後ろ姿は
僕が中学の時に見た
ｽｶﾄﾛﾓﾉのAVで
満面の笑みでｳﾝｺを食べた
AV男優よりも
獣姦ﾓﾉのAVで
大型犬のﾁ〇ｺをくわえる
外国人AV女優よりも
気持ち悪いから…
そんじょそこらの
ｽﾌﾟﾗｯﾀｰ映画より
よっぽど気持ち悪いから…
こんなの
会社の昼休みに展開される
光景じゃないから…
皆が無言になるなか
それでも繰り返される
相槌とため息…
「ふ～ん」「へぇ～」
「ふぅ～」「ふ～ん」
誰1人喋ろうとしない社内…
僕は社内の重い空気に
耐え切れず
倉庫に避難…
そしてﾀﾌﾞｰの重圧から
解放された僕は
普段はﾒｰﾙしないｶﾐｻﾝに
Ｈ君の一部始終をﾒｰﾙして
ﾓﾊﾞに書きかけの日記を
ｱｯﾌﾟしたのでした
ﾀﾌﾞｰのある職場って
やりずらいです…
Ｈ君と一緒に働くのｼﾝﾄﾞｲ…
おしまい
書き直してみたものの
「気持ち悪い」と「……」
だらけのどうしようもないﾓﾉ
しか書けませんでした
手直しを試みるも
気持ち悪かった記憶が
甦り結局同じ様な文章に…
他にも最近の月曜いいとも
ｼｮｯﾌﾟﾘのｺｰﾅｰで
素人ｲｹﾒﾝに
小さな音で生唾飲んだり…
間違いなくクロだよね
ﾎﾝﾄにおしまい
最後まで読んでくれて
ｱﾘｶﾞﾄｺﾞｻﾞｲﾏｼﾀ
- 「ふ～ん」
