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    • 2011/4/5 23:41
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    •  温泉王国・福島県が、巨大地震の被害に加え、福島第1原発事故の風評被害にあえいでいる。原発から遠く離れた温泉地でも宿泊予約のキャンセルが相次ぎ、少なくとも夏までは一般客の利用は見込めない状況だ。事故が収束する見通しもなく、関係者からは「廃業に追い込まれる業者も相当出る」と悲痛な声が上がっている。

       原発から約50キロ南にあるいわき市のいわき湯本温泉。旅館の多くが地震で被害を受けた施設の修繕を終え、配湯も再開されたが、災害復旧や原発の関係者以外に利用客はいない。
       同温泉旅館協同組合の小井戸英典理事長は「原発が安定すれば客足が戻るのか、地場食材を使えるのか」とため息をつく。
       自らも「こいと旅館」を経営するが、従業員に給料を支払える見通しは立たず、半分以上を解雇せざるを得ない。高齢者福祉施設などへの転業を検討する同業者も出てきたという。
       福島市の飯坂温泉は原発の北西約70キロ。市が5年計画でインフラ整備を終え、誘客に向け動きだす矢先だった。「天国から地獄に突き落とされた感じだ」と同温泉観光協会の畠隆章会長は言う。
       経営する「吉川屋」は月6000~7000人の予約が7月までほぼすべてキャンセルに。「復興に向かう宮城、岩手県と違い、福島は災害が現在進行形だ」と不安を隠さない。
       二本松市の岳温泉では、創業100年を超える「松渓苑」が3月23日に廃業した。建物の修繕費がかさむ上、相次ぐキャンセルで資金繰りがつかなくなったとみられる。
       原発の西約70キロにある郡山市の磐梯熱海温泉も一般客の姿はなく、原発周辺自治体からの避難者や作業服の人たちがいるだけだ。温泉街でも屈指の規模の「ホテル華の湯」は、花見シーズンを中心に7月までに1万5000人の予約が入っていたが、ゼロになった。温泉街全体が同様だという。
       「これは人災。こんなに離れた場所で原発の心配をすることになるとは」。菅野豊社長は風評被害の怖さを実感する。「福島は観光立県。もう立ち上がれないのか」と怒りが増すばかりだ。
       県旅館ホテル生活衛生同業組合の理事長も務める菅野社長は「国が先頭に立って、農業などと同じように観光業者の損失を補償すべきだ。最低でも金融機関に当面の運転資金供給と借入金の返済猶予をさせてほしい」と訴える。




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