プーさんさんの日記

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- 2010/6/5 15:55
- 別れ
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- 先月末にお母さんが、他界しました。
  いろんな方に励まされ、また助けてもらいました。
  
  お母さんが入院中、辛くて部屋を出て泣いた日もあれば、体調がよく好きなものを食べて、幸せだねって言ってるお母さんを見て、良かったなーと思える日。
  動いたらまた出血の可能性があるからダメって言ったら、なんでお母さんは動きたいとぶつかった日もありました。
  
  葬儀は終わりましたが、バタバタしていてまだ、落ち着かずにいます。
  
  遺品を片付けては、懐かしい写真や面影を見つけては、手がとまってしまいます。
  
  お母さんがいてあたりまえだった日々は、もぅ二度とこない。
  実家の玄関を開け、ドアを開けたら、お母さんは、いてくれた。
  
  そぅいえば、お母さんは、私が何かをしたいって話を持ちかけると、必ず反対してました。
  何でだろぅーと、いつも思っていましたがその理由を入院中に、聞いた時に答えてくれました。
  
  何かを始める時にお母さんに、ちょっと反対されたくらいで、やめてしまうものは、気持ちが足りない。
  何か始めて、続けていくのは、大変なことだから、お母さんの反対なんて吹き飛ばすくらいの力がなければ、やっていけないでしょだから、お母さんは、いつも反対してきたの。
  と教えてくれました。
  
  お母さんが、いなくなったことは辛いし、いつかくるものだと思ってましたが、
  今はまだ、忙しさの中にいる部分もあり、悲しみに落ちてばかりもいられませんが。
  病院に行かなくてもいい…
  実家に行ってもお母さんはいない。
  話を聞いてもらいたい時に、いない。
  だから、
  大切な人が、大切な家族が、いてくれる。何気ない日常は、
  かけがえのない時間を、過ごしている。
  忘れていってはいけないですね。
  
  お母さんとの「別れ」の後に、
  残していってくれた、「出逢い」もありました。
  
  ありがとう、お母さん。
  痛みや苦しみから解放された、今。
  空から見守っていてください。