サンディ河豚Ωさんとモバ友になろう!
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- 2010/4/8 21:01
- 釜飯~
話
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- 昔、私が雇われバーテン。金銭的理由により、とあるオカマバーで働いていた事がある。
店に真紀ちゃんというオカマがいた。やはり北斗の拳のシンにそっくりであった。
時は2月、稼ぎ時のシーズンを終え、この時期、水商売の我々の体はボロボロ。当時のオーナーの命で、我々は健康診断と人間ドックの検診に行けと言われていた。
佐世保は狭い街、お客様さんに昼間や営業時間外で会うのは避けたい。
私は無免許の真紀に頼まれ、できるだけ客に会わないよう市街から20キロ以上離れた相浦内山病院の人間ドックに一緒に行った時の事。
真紀は
『ここまで来ればお客に会わないから大丈夫ね』
とか私に話ながら病院に入ると…。
受け付けの看護師のお姉さん
『ああ真紀ちゃ~ん
何しにきたの?』
…不覚。
なまじ知名度があるとプライベートは大変であった。
しかし我々はプロ
真紀もソコは理解していた。…しかし返事に困り。
『…産婦人科と間違えたの…』
と真紀は問診表に平然と性別『オカマ』と書き足し、記入しました。
しかし、やはり男。
検診は私と同じに行った。
視力、聴力、血液&尿検査、体脂肪、胃カメラを1日かけて行い、問診。
私は体に異常はなかったが、真紀は私より年上、問診でさらにツワリだの陣痛など、意味不明な事ばかり言っていたため彼女は後で大腸ファイバーによる直腸診(尻カメラ)を受ける羽目になってしまった…。
…
私は検査を終え、カメラ診察室の前で真紀の終わる待っていた。
中から真紀の大きな声が聞こえてきた。
『…横になって黒豹のポーズをするんですね…』
…何やってんだ
しばらくするとドクターの声も聞こえた。
『静かにして下さい、カメラ入りますよ』
真紀は冗談ばかり言ってるようだが実は必死であったようだ。
アブノーマルなおっさんにしか見えないが中身は女。やはり恥ずかしいのだろう。
真紀はつい叫んでいた。
『電気を消して…。』
- 昔、私が雇われバーテン。金銭的理由により、とあるオカマバーで働いていた事がある。